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こちらでは、平成29年（2017年）に実施された
第63回 臨床検査技師国家試験 PM90〜94 公衆衛生学
の解答と解説を掲載しております。
PM90 問題
昭和 25 年(1950年)から平成 26 年(2014 年)までの 65 年間の我が国の人口動態統計で、粗死亡率でみた死因の第1位となった年次の回数が最も多いのはどれか。
- 悪性新生物
- 心疾患
- 全結核
- 脳血管疾患
- 肺 炎
解答と解説
解答：1
- 2019年まで同様の結果
- 2019年は2位である。
- 2019年は3位である。
- 2019年は5位である。
PM91 問題
患者調査で正しいのはどれか。
- 5年に1回実施される。
- 世帯を対象として調査する。
- 年齢別の有訴者率が分かる。
- 傷病別の平均在院日数が分かる。
- 医療費についての調査が含まれる。
解答と解説
解答：4
- 3年に1回実施される。
- 無作為抽出された病院・診療所が対象である。
- 患者数、受療率などがわかる。
- 医療費は国民生活基礎調査で調査される。
PM92 問題
微小粒子物質 PM2.5 で誤っているのはどれか。
- たばこの煙に含まれる。
- 環境基準値が設定されている。
- 浮遊粒子状物質(SPM)である。
- 肺の奥深くまで入り込みやすい。
- 粒子の重量は 2.5 mg 以下と規定される。
解答と解説
解答：5
- 煙、粉塵、石綿などが成分である。
- 設定されている。
- 粒径が10µm以下のものの総称をSPMという。
- 肺胞まで到達しやすい。
- 重量は規定されていない。
PM93 問題
特定健康診査・特定保健指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 都道府県が実施する。
- 65 歳以上を対象とする。
- 健康増進法が根拠法である。
- 目的にメタボリックシンドローム対策がある。
- 喫煙歴は保健指導対象者を選定する項目である。
解答と解説
解答：4,5
- 市区町村が実施する。
- 40歳～74歳が対象である。
- 高齢社医療確保法が基本法である。
- 該当する。
PM94 問題
世界保健機関(WHO)の活動はどれか。
- 識字率を向上させる。
- 難民の帰還支援を行う。
- 世界食糧援助計画を実施する。
- 国際疾病分類(ICD)を作成する。
- 労働者の健康保護について勧告する。
解答と解説
解答：4
- UNESCOの活動である。
- UNHCRの活動である。
- WFPの活動である。
- WHOの活動である。
- ILOの活動である。
出典：厚生労働省ホームページ 第63回臨床検査技師国家試験問題および正答について
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-07.html
